経験することでみえてくること(~その3~)
個人でシゴトをしていると、だれからの指示で作業をおこなうのでなく自分で考えて作業を行わなくてはいけない。この積み重ねた経験の上で、やっぱり自分はこうだよね。と思えることがあります。
・イメージを持つこと
設計作業は、依頼者のイメージを設計者が自分なりに解釈して具体化することから始まる。
とにかく最初はお互いの考え方なども理解出来ていないので、すごい“探りあい”となる。
ハウスメーカーのようにモデルルームで体感は出来ないので、イメージを伝えることに専念する。それが依頼者側にうまく浸透してゆくかどうか?
なので、最初のプレゼンは『フリーハンドの図面+手書きのパース』という『未熟で手の加えどころ満載』なものを提示している。
説明では“良い点”だけをアピールするのではなく逆に“悪い点”もしっかり説明する。
依頼者側に案を押し付けることはせず、逆に問題定義することによりイメージをふくらましてもらう。
そういう流れに反応があれば、シメたもの。一緒に考え,悩み苦しむことが始まるのだ。
施工時は施工者ももちろん巻き添えにしてしまうのだ。
イメージを持って同じ目標にむかうことになれば、こういう苦しみは快感となってゆくのだよね。
そうこうしているうちに、こっちが出した案だったはずが、依頼者自身が自分の手柄のように言うこともある。そうなれば最高。
とにかく最初はお互いの考え方なども理解出来ていないので、すごい“探りあい”となる。
ハウスメーカーのようにモデルルームで体感は出来ないので、イメージを伝えることに専念する。それが依頼者側にうまく浸透してゆくかどうか?
なので、最初のプレゼンは『フリーハンドの図面+手書きのパース』という『未熟で手の加えどころ満載』なものを提示している。
説明では“良い点”だけをアピールするのではなく逆に“悪い点”もしっかり説明する。
依頼者側に案を押し付けることはせず、逆に問題定義することによりイメージをふくらましてもらう。
そういう流れに反応があれば、シメたもの。一緒に考え,悩み苦しむことが始まるのだ。
施工時は施工者ももちろん巻き添えにしてしまうのだ。
イメージを持って同じ目標にむかうことになれば、こういう苦しみは快感となってゆくのだよね。
そうこうしているうちに、こっちが出した案だったはずが、依頼者自身が自分の手柄のように言うこともある。そうなれば最高。
・家具と共に考えるイエづくり
イエづくりを行う時、持ち込み家具等は設置場所をしっかり考えて行うが、新規購入家具も設計段階からしっかり考えたい。
イエづくりは住むヒトのライフスタイルにあわせて計画するので、家具もそのスタイルにあった空間づくりをするべきである。
良い家具は、使い込めばこめるほどそのヒト色にそまってゆくもので、きちんとメンテナンスをすればイエよりも永~く生きられるからね。
かぎられた予算の中で計画するので、イス一脚だけでも良いものを購入して“とっておきの場所”をつくりたい。
イエづくりは住むヒトのライフスタイルにあわせて計画するので、家具もそのスタイルにあった空間づくりをするべきである。
良い家具は、使い込めばこめるほどそのヒト色にそまってゆくもので、きちんとメンテナンスをすればイエよりも永~く生きられるからね。
かぎられた予算の中で計画するので、イス一脚だけでも良いものを購入して“とっておきの場所”をつくりたい。
・ショウルームまわり
イエづくりの相談を受けて基本設計に入る(進行中)の段階で大抵は水まわり関係のショウルームをまわるようにしている。
各メーカーはちょっと間をあけると新製品への入れ替えがあるし、カタログだけでは感じ取れないものがあるので、ショウルームまわりは大事な業務である。
半日は時間が取られてしまうのだが、それぞれのメーカーの現在の方向性が伺えてなかなか楽しいものです。
もちろん導入機器が決まれば現場始まった時点で仕様や色確認決定はそのメーカーのショウルームに住まい手と共に足を運びます。
各メーカーはちょっと間をあけると新製品への入れ替えがあるし、カタログだけでは感じ取れないものがあるので、ショウルームまわりは大事な業務である。
半日は時間が取られてしまうのだが、それぞれのメーカーの現在の方向性が伺えてなかなか楽しいものです。
もちろん導入機器が決まれば現場始まった時点で仕様や色確認決定はそのメーカーのショウルームに住まい手と共に足を運びます。
・概算見積は大事
基本設計の段階で「概算見積」を出すようにしている。
依頼者それぞれの“夢と希望”がある一方で“現実”を把握しながら進めてゆく必要があるからだ。
基本設計段階では予算に応じての大幅な計画変更も可能であるので、それを頭に入れながら設計を進めると本見積の時に大きなズレが生じない。
知り合いの同業者で、見積結果大幅な予算オーバーとなっても「必ず予算の余力あるから大丈夫」と言う方がいたが、そうであってもあらかじめ予算と希望を伺って依頼されているシゴトであるので“守るものは守らねば”と思いながら進めております。
依頼者それぞれの“夢と希望”がある一方で“現実”を把握しながら進めてゆく必要があるからだ。
基本設計段階では予算に応じての大幅な計画変更も可能であるので、それを頭に入れながら設計を進めると本見積の時に大きなズレが生じない。
知り合いの同業者で、見積結果大幅な予算オーバーとなっても「必ず予算の余力あるから大丈夫」と言う方がいたが、そうであってもあらかじめ予算と希望を伺って依頼されているシゴトであるので“守るものは守らねば”と思いながら進めております。