イエづくりにおいて様々な空間を考えるにあたりそのポイントごとに考えて行った事例を紹介します。今回は「階段」について。
「階段」についてどのような考えで作っているか
階段は、1Fと2Fをつなげるための『吹き抜け空間』に位置する。
昇降することで目線の変化や温度変化、なにより空間の変化を一番感じ取れる場である。
緩やかにリズミカルにそして向かう先が明るく、知らぬ間に上ってしまうという『場』にしたい。
いづれにしてもきれいなたたずまいとしなければいけない。
・リズミカルな構成
木製段板での構成です。ササラを省略して蹴上仕上げを壁と同等とし、踏板が軽快にリズムを取って昇降するカンジにしています。
登る先には自然光が入るようになるべく明るくしようと考えます。
・玄関ホールを利用する
玄関の床レベルを利用することで階段下も有効利用出来、コンパクトに納めることが出来ます。
・魅せる階段
鉄製で作れば自由な形状が可能になります。