5.こころがけていること.

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イエづくりは住まい手はもちろん、場所,予算等毎回違う条件のもと進めているのだが、自分の仕事に対するスタイルは基本的には変りません。
そこで、イエづくりにおいてこころがけていることをまとめてみました。


■身の丈にあったイエづくり

住まいには『夢』や『あこがれ』があって当然のことです。しかしながらそれが『ふだん着』のじぶんにあっているかどうかが大事なところ。
気兼ねなくリラックスして住みたいものです。
そこで、イエづくりのスタート時には
「あなたの生活スタイルは?」と題した簡単なアンケートを行います。
それを行うことによりじぶんの生活パターンや好みなどを再認識してもらいます。


■住まい手のこだわりを大切に
    

住まい手の「こだわり」がどこなのか?あるいは悩みなどアンケートや会話の中でいろんなヒントを得ます。
イエづくりの方向性が見えてくると『意味のあるプランニング』が出来るようになります。
それが見つかるまで粘り強く打ち合わせを繰り返します。
どうぞついてきてください。。


■ムダのないプランニング

住まい手の暮らし方にあった『生活動線』を考慮してプランニングを行います。
“意味の無い”ムダなスペースを造らず合理的に。。“意味のある”ムダならばOK。
『コタツ』のような空間づくりが理想だ。


■適材適所な収納
 
生活の場によって必要な収納は、目的によってその形態が違ってきます。
外部(車用品,アウトドア用品等),玄関まわり(下足,コート等),便所(掃除用具,ペーパー等),洗面所(タオル類,洗剤類等),台所(家電,食器等),居間(家電,飾り棚等),寝室(クロゼット等)など住まい手の生活パターンや所有物にあわせた収納計画をします。


■階段は明るく楽しく

平屋以外の住まいには階段が必要となります。
上下階の移動がおっくうにならないよう段差はゆるやかに計画し、自然光がふりそそぐ明るく快適な階段を造るようこころがけています。
2階リビングの場合、暖房効率を考え階段は囲みますが、ガラス戸で囲む事により「光」「視線」「風」を通すことが出来ます。


■足ざわりの良い材料
 
予算との兼ね合いがあるが、リビングなどの多くの時間を過ごす場所にはムクの床材を使用します。
ゴロリとなれる「タタミコーナー」や「和室」も欲しい場であります。


■自然塗料

木部の塗装には、体に害の少ない自然塗料を使います。
リボスを標準的に使用しています。


■断熱
 
断熱性能を保持しながら壁内への防湿や気流止めを考慮した計画をこころがけます。


■熱源
 
キッチンでIHを使用する場合は、エコキュート,蓄熱暖房を使用したオール電化とする場合が多いです。
ガスや灯油を使用する場合でも高効率の給湯ボイラー,ヒートポンプ式床暖房やヒーターを使用すれば光熱費が抑えられます。
イニシャルコスト,ランニングコスト両面から検討します。


■コストコントロール
 
イエづくりを進めていると、住まい手の要望が膨らんでコストオーバーになりがちになります。
そこは設計者として冷静に判断し、必要なところとそうでないところをきちんと調整することが必要。
この作業は、設計段階だけでなく施工中もしっかりと行います。

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