2.建物が出来るまで.

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様々な行程を経てイエづくりは行われます。煩わしいことやぶつかりあうこともあるでしょうが、こういった行程をきちんとこなすことにより、イエづくりの大変さやお金の流れなどが理解出来、なによりもイエに対するより深い愛着が湧くことでしょう・・
※[  ]は住宅を建てる場合にかかる期間のおおよその目安です。



1.構想[2〜4週間]
   ※原則的に設計者のサービスで行います。

まずは、さまざまな要望や敷地条件そして予算(設計料も込みで)の条件を提示していただきます。こちらからは「あなたの生活スタイルは?」と題した簡単なアンケートを行います。それと現地を見させていただき、様々なヒントをもとに簡単なプラン(スケッチ,平面図,立面図,断面図等)を何案か作成します。気に入ってくださったら正式にご依頼してください。


2.仮契約
    

業務依頼という形で仮契約を交わします。この時点で10万程度(建物規模,業務内容によっては変動します)いただいて基本設計作業に取りかかります。※ここで頂いた金額は、設計契約時の設計料から差し引きます。


3.基本設計[1〜2ヶ月]

納得行くまで数回にわたるプレゼン(平面図,立面図,断面図,場合によっては簡単なパースや模型)を行います。この作業がまさに生みの苦しみというやつで、互いにモノを生み出すための熱い意志が必要となります。短期集中でエイッとやった方が案外良い方向が見るものだと思います。
ある程度形が出来た時点で概算工事費を算出致します。


4.設計契約
 
設計料を相談の上決めて、本格的に設計作業を進めるための「建築設計・監理契約」を結びます。


5.実施設計[2〜3ヶ月]

実際に工事出来るための図面作成を行います。基本設計とはちがい、電気,設備,構造も含めたより細かい作業を行います。一般住宅でA−2サイズで20〜30枚の図面を作成します。
その他各役所との打ち合わせや申請書類作成、施工者選定(特定の業者が決まっていない場合は 数社による入札を行い工事費の調整作業をします),打ち合わせ簿作成等を行います。

なお設計業務完了時(工事請負契約時)には依頼者と初めて面会してからの経緯(各書類や打ち合わせ簿等)をファイリングした設計業務報告書を提出します。
※(こういう当たり前の業務を私の事務所のスタイルとして特に重要視しています。)※


6.工事請負契約
 
工事施工業者(工務店など)と建築工事請負契約を結びます。


7.現場工事監理[4〜6ヶ月]

施工担当者と充分な打ち合わせを行いながら工事を進めます。もちろん工事内容の報告は行うし、同席を求める機会(仕上げ材などの確認,各ショウルームでの確認等)も多いと思います。
その他各役所に対する検査書類作成業務も行います。

現場監理で重要なのは依頼者,設計者,施工者がそれぞれの立場を理解し、3者の連携がいかにうまく行くかだと思います。

設計者は図面では読み切れない部分も含め、どういう空間づくりをしたいか(各工事行程でのチェック,仕上げ材の選定,色や納まりの指示)施工担当者に指示します(もちろんその前に施主との充分な打ち合わせをして決定した後です)。それをふまえて施工担当者はそれをどうやって造るか(工事行程管理や金額管理をしながら)各職人に指示します。

注意しておきますが、設計者はみずからドリルやのこぎりをふるうことはしません。日曜大工でないのだから施工は施工のプロに任せます。

なお現場監理業務完了時(引き渡し時)には工事か始まってからの経緯(各書類や打ち合わせ簿そして現場工程写真等)をファイリングした現場監理業務報告書,それと完了時の竣工図面を提出します。
※(こういう当たり前の業務を私の事務所のスタイルとして特に重要視しています。)※


8.サポート
 
いわばこの世に我が子を誕生させたようなものなので、引き渡し後も愛情をもってメンテナンスなどのサポートを行ってゆきます。

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